第7章は仮説検定について。マンガでわかる統計学のレベルにようやく達しつつある。
英語 | 日本語 | 意味 |
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significant | 有意な | 統計的に偶然では起こりえないこと。 |
null hypothesis | 帰無仮説 | 見かけ上の効果が偶然のものだと仮定した上でモデル化したもの。 |
alternative hypothesis | 対立仮説 | ある予想が事実だという仮定。作業仮説とも言う。 |
p-value | p値 | ある事象が偶然に起こる確率。 |
hypothesis testing | 仮説検定 | 見かけ上の効果が統計的に有意なものか決定するプロセス。 |
false positive | 偽陽性(第1種過誤、\(\alpha\)過誤) | 観測された効果が存在しないのに本物だとみなしてしまうこと。(帰無仮説が真なのに棄却してしまう過誤。) |
false negative | 偽陰性(第2種過誤、\(\beta\)過誤) | 観測された効果が存在するのに偶然だとみなしてしまうこと。(対立仮説が真なのに棄却してしまう過誤。) |
two-sided test | 両側検定 | 大小の方向は考えず「観測された程度に大きさの効果が生じる確率」で有意なものか検定する。 |
one-sided test | 片側検定 | 大小の方向を考えた上で「観測された程度の大きさの効果が生じる確率」で有意なものか検定する。 |
cross validation | 交差検証、交差検定 | データの一部で解析を行い、残りで検証する方法。 |
training set | 訓練データ(学習データ、教師データ) | 仮説を定式化するために用いるデータ。 |
testing set | テストセット | 検証に用いるためのデータ。 |
test statistic | 検定統計量 | 見かけ上の効果と偶然の効果の違いを測るための統計量。 |
chi-square test | カイ二乗検定 | 検定統計量に\(\chi^{2}\)統計量を用いる検定。 |
likelihood ratio | 尤度比 | 尤度の比。ベイズ推定の結果を事前確率によらず報告するために用いる。 |
cell | セル | \(\chi^{2}\)検定で測定結果を分類したカテゴリー。 |
power | 検出力 | 帰無仮説が誤っている時にその仮説を棄却する確率。 |