学会に参加したが英語が聞き取れなくて困る。日本語でもついていくのが大変な内容だとなおつらい。通訳がいるありがたい勉強会もあるが、同時通訳は専門家ではないので訳が正しいとも限らない。今後を考えると少なくともリスニングの勉強は避けられなさそうである。以下はオンライン辞書などのメモ(リスニングと関係ないが)。
続きを読む第一種Fredholm方程式
ちょっと前にGhost cytometryという、フローサイトメトリーので細胞分離に細胞の形態を反映できるようにしたという論文がツイッターで話題になっていた。詳細はさておいて、この論文中では$g(t) = \int\int H(x+vt, y) I(x, y)\,dxdy$という積分方程式を解いて細胞を含む画像I(x,y)を復元するステップがある。この積分は一般的には第一種フレドホルム方程式$g(t)=\int _{a}^{b}K(t,s)f(s)\,ds$と呼ばれている。以前数値積分手法やメッシュ上の数値積分で調べたように離散化して行列に書き換えるのが一般的なようで、この論文でも同様にしている。行列の形になったあとは圧縮センシングで頑張るとのこと。自分でデモをしようと思ったが面倒になったのでここまで。(細胞の分離自体は行列計算していると間に合わないので生信号をSVMを使って分類するそう)
参考
- FCMの原理入門講座 | サイトメトリードットコム
- フレドホルム積分方程式 - Wikipedia
- On Solving Fredholm Integral Equations of the First Kind: $g(y_{i}) + \epsilon(y_{i}) = \int K(y_{i}, x)f(x)dx = \sum w_{j}K(y_{i}, x_{j})f(x_{j}) = A_{ij}f(x_{j})$と書き換えてAf=g+εとする典型的な手法に見える。
- Solving Fredholm Integral Equations of the Second Kind in Matlab: 読んでいなくてあれだが、Kが連続、離散、その他色々の条件で解き方を検討している
- 今日からできるスパースモデリング: その1、その2
継承、仮想継承したオブジェクトでのパフォーマンス計測
仮想継承のパフォーマンスへの影響はどうか調べた。以下は駄文
続きを読むGnome 3.28でデスクトップのアイコンが表示されなくなったらしい
アップデートしたら見た目が変わっていた。Gnome 3.28 removes the option to display desktop icons. / Applications & Desktop Environments / Arch Linux Forumsによると、とりあえずCarlos Soriano / org.gnome.desktop-icons · GitLabからプラグインをインストールするか、nemoに乗り換えることを推奨されている模様。
ロボットアームの運動の行列表示など
<追記>進捗が出ておらず積みマイコンが1台生えたところで止まっているが、この件の方々は既成品を購入したとのこと。精密な動きが出来るものを作る能力があれば自分のおもちゃ制作に他人のお金を使えたということで自分の無能を大変後悔している。具体的にはハードのプロトタイプと動作イメージ確認のためのプログラムをさくっと作る能力もほしい。</追記>
ロボットアームを使って実験動物の手術をしてみたい人がいる。市販のものは少し大きいのと、自由度が足りないように見え、小さくて細かい動きが出来るものがあると便利だろう。
調べてみると自作している人はいるようで(リンク)、パルス波の周波数を変化させて角度を制御できるサーボモーターというものがあり、それで腕の角度を変化させるらしい。自作するとなるとモーター、アームの素材選びも必要だが、そもそもどう制御するかが分かっていないと手術をできるレベルのものは難しいだろう。以下はロボットアームの運動について調べものをしたメモ。
続きを読むboost::serialization::singleton
メモ: static変数の初期化のテクニック
boost::serializationにおけるsingletonの内部の仕組み - redboltzの日記